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発達障害者が書く端数分の価値はあるブログ

謝らない親を謝らせる必要はあるのか

あなたの親は「謝らない親」ですか?

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威厳を意識する親の中には、自分の非を認めない人がいます。
幼い頃、そんな「謝らない親」を批判的な目で見ていた方も多いと思います。

「でも昔の話だから」「今は親の気持ちもわかる」と、大人になることで親に対する気持ちに納得できる方が殆どだと思いますが、私は未だに「謝らない親」に影響を受けています。

そんな私は「謝らせたい子ども」です。

物を壊しても謝らない父

「あれ、お父さんが謝ったところ、見たことない?」と気付いたのは小学生の頃でした。

父は自己中心的(未診断ですが恐らく家族一のアスペルガー)な性格で、5分10分感覚でコロコロと機嫌が変わる、幼い私にとっては爆弾のような存在でした。
ついさっきまでテレビを見ながら二人で笑いあっていると思ったら、いきなり黙り込み、それに気づかない私が話し続けると怒り狂う、という親子関係でした。

そしてとにかく謝らない。
子育てなどの真剣な話は勿論、忘れものや、家電などを壊した時でさえもヘラヘラと笑いごまかしていました。

家族で不都合が生じた際は、すべて人のせいにします。
子育ては母のせい。弟について私がフォローに入ると私のせい。俺は悪くない。
たとえその発端が父の思いつきであったとしても、そんなことはおかまいなしです。

母の「全部私が悪いんでしょ」という魔法の言葉

父ほどではありませんが、母親もなかなか謝りません。

それでも謝るときは、機嫌が悪そうに、適当に「謝っているけど本当は私が悪いんじゃない」という気持ちが痛いほど伝わるように言ってきます。

挙句の果てに飛び出す言葉が「全部私のせいって言いたいんでしょ!」です。
幼い私の頭の中は「???」今の私は「うわまた出た」です。
あれもこれも、今の話には関係がないそれも、全部私のせいでしょ、私が全部悪いって言いたいんでしょ、と捲し立ててきます。
もうこうなると、いっそのこと謝ってほしくない気持ちになります。今すぐ話を終わらせて逃げたくなります。

「いやまあ今回のことはお母さんが悪いでしょ」なんて言ったら「じゃあどうすればいいの」「こんなに頑張ってるのに」いや、謝ってほしいだけなんですよ。

全部自分が悪い派か、全部私は悪くない派に育つ気がする

父はともかく、母は父からの「お前のせい」が私にも影響が出ている気がします。
私自身は、自分や相手の小さなミスでさえもイライラするのですが、それを指摘できず自分の中でうまく発散できないように育ちました。

結局のところ自分の非を認めない親に育てられた子どもは、似たような、あるいは正反対の子どもに育つし、そもそも親が謝らない原因は、親の親、あるいは夫や妻にあるのだと思います。
最近話題になっているアダルトチルドレンのようなものなんですかね、虐待のように、子育ての悪いところは連鎖してしまうのだと思います。

謝ってもらえたとして、その先は?

自分にも「謝らない」事に関する悪影響が出ていることを認めなければ、一生このままな気がします。
こういう親に育てられたから、今自分が苦しんでいると理解して、自分自身が今「謝れない」か「謝りすぎる」ことで困っていることと、切り離す必要があるのだと思います。

結局、親に謝らせたところで、自分の刷り込まれた性格がきれいさっぱり良くなるわけではないんですよね。その場ではすっきりできても、自分の出来上がった性格を直さないかぎり、不都合はこれからも起こりうるわけですし、そのたびに親を謝らせるのか?という話になってしまいます。

虐待やアダルトチルドレンは勿論、いじめなどで何かしら大人になった今でも悪影響を及ぼしている場合は、

①これらの原因のせいで苦しんでいる、辛い思いをしていることを認識する
②今現在困っていることだけを残し、後は切り離す
③原因を無視した解決策を考える

 これを紙に書き出すなどして、客観的に捉えられるようになると解決したと言えるのかなと思います。
①をしている最中に「いつまでも親のせいにするな」とか言われると振り出しに戻るので、親にはばれないように……

発達障害があるとこじらせやすい

私は自閉傾向があり、所謂アスペルガーです。
そのため、「謝らない」ということがそもそも許せなかったり、そういった不満が記憶に残りやすいタイプです。

なのでこういった親とはそもそも相性が最悪なんです……しかたない……
結局これ以上影響を受ける前に、自立して家族からフェードアウトすることが一番の解決策な気がします。
そして次なる犠牲者を出さないように子孫は残さない……予定。

 親を謝らせる必要はない

結局「親に謝ってもらう」必要はないですよ、という話だったんですけど、イコール親が悪くない、親が正しい、というわけではないんですよね。
ここが障害の特性上なかなか理解できなくて、親が非を認めないなら私が悪い、またはその逆という極端な考え方をしていたので、なおさら「親に謝ってもらいたい」という気持ちが強かったみたいです。

こういう教育してきた親は悪いけど、親は謝る気がさらさらないし、これからのことは親じゃなくて自分でどうにかするしかないから、自分から切り離してみようね、というのが結論です。
切り離すのが一番難しいんですけどね!そこは追々少しずつでいいのかな、私の人生は親の寿命より長いんだから。

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